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「エルゴチオネインの効果 その２」　抗酸化作用

エルゴチオネインについてこちらのページで説明いたしましたが、
それぞれの項目について細かく説明させていただきます。

ここで取り上げるのは

「抗酸化作用」です。

「エルゴチオネイン」はアミノ酸の一種で、分子量229.3と小さく、水溶性で、熱や酸にも強いという
特性を持っています。
高温で煮ても酸性液やアルカリ液の中に入れてもほとんどその影響は受けません。

このようにとても安定した性質をもつアミノ酸なのです。

「抗酸化作用」とは、文字通り “酸化させない”
つまり “錆びさせない” 働きを言います。

人間の身体の中でも休むこと無く「酸化」と「還元」が行われており、極端な言い方をすれば、「還元」
が起きなくなった状態が “死ぬ” ということでもあるのです。

ですから、違うページで「活性酸素」のことを書きましたが、
活性酸素は必要以上に酸化を促進させてしまうので、さまざまな疾病の原因になったり、美容的にも
シミやシワの原因になったりするので、一般的に「活性酸素」は “悪” と考えられております。


「スーパーオキシドディスムターゼ」　という言葉を聞いたことはありませんか？
通称SODと呼ばれるこの因子は、細胞内に発生した活性酸素を除去する酵素のことで、少し前は
ガンや他の成人病に効き目があると話題になりましたが、最近はあまり聞かなくなりました。

理由は分かりませんが、やはり野菜や果物などの自然から「抗酸化成分」を摂る方法が受け入れら
れたということなのでしょうか？

いまは「SOD」で検索しても健康食品はほとんど1ページ目にはヒットしませんが、代わりに「抗酸化
食品」で検索すると多くのページがヒットします。


それらを参照すると

◯　βカロチン
◯　ビタミンC　ビタミンE
◯　亜鉛
◯　セレン
◯　アントシアニン
◯　イソフラボン
◯　リコピン
◯　セサミン　　　などなど

一口で言うと、「抗酸化作用」とは「活性酸素」を除去する作用のことなのです。
しかし、どこのページを読んでも詳しく説明してくれているサイトはありませんでした。

このページで繰り返し書いても仕方ないので、こちらのページ でしの仕組みについて詳しく書いて
あるのでそちらをご参照下さい。